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  • 12球団分析 第7回 読売ジャイアンツ

  • 投稿者:雷神
  • 投稿日:2011年 2月27日(日)00時30分52秒
 
わずか1ゲーム差で4連覇逃がす

2010年もVで4連覇かと思われたジャイアンツ。

事実4月5月は首位、2位阪神タイガースに最大5.5ゲーム差をつけ、独走態勢に入りかけていた。

しかし7月から突如急降下。

9回に3点差をひっくり返されるなど「投壊」現象が続き、最大8.ゲーム差をつけていた中日ドラゴンズにまさかの逆転、リーグ4連覇を逃した。

CSでも敵地甲子園で2位阪神を破るも乗り込んだナゴヤドームでは1勝、最後は中日の主砲和田一浩にレフト後方へ運ばれ、2年連続日本一の夢も潰えた。

2011年、王者奪回へ原巨人が再び動きだす。







ピッチングスタッフ

外人の不調が優勝逃した原因

先発:東野峻、内海哲也、ディッキー・ゴンザレス、セス・グライシンガー、藤井秀悟、朝井秀樹、西村健太郎、澤村拓一、カルロス・トーレス、ブライアン・バニスター

中継:山口鉄也、越智大祐、久保裕也、星野真澄、高木康成、MICHEAL、福田恥志、金刃憲人

抑え:ジョナサン・アルバラデホ



ゴンザレス、グライシンガー、ウィルフィン・オビスポ

2009年は3人で34勝、2010年の春には彼らで40勝を計算したはずだった。

しかし目論見はずれ、わずか一昨年の1/5の7勝に終わった。

この3人であと3勝していればV4だったということを考えると余計悔しいだろう。

さて、今年はバニスター、トーレス、アルバラデホと育成でブライト、4人の新外人を獲得した。

今年の巨人もやはり「新外国人」がキーワードだと思うのでブライトを除いた3人を見ていく。

まずアルバラデホから見ていこう。

マーク・クルーンが昨年限りで退団したため、このアルバラデホが順当にいけば抑えになると思う。

しかし抑えにするにはかなり難しいと思える選手だった。

球は速い、しかしコントロールが悪いし変化球もよくは無い。

クルーンはスピードがあるもコントロールが悪い、しかしフォークのキレがあったため、160キロ超のまっすぐを活かせた。

しかしアルバラデホにはクルーンのフォークに値するボールが無い。

「最速158キロ」というのがメジャーのガンで、というのも注意しなければならない。

以前こんなことがあった、阪神に入団したエステバン・ジャンがメジャー最速157キロという触れ込みだったのが一転、日本では150キロ前後だった。

これを見る限り、メジャーリーグのガンは甘くなっていると見るのが妥当だろう。

続いてトーレスだが、彼はなかなか難しそうだった。

アルバラデホのような剛速球があるわけでもなくコントロールが悪い、活躍は難しいと思う。

最後にメジャーリーグで一番実績のあるバニスターだ。

スピードは150キロあるかないか、コントロールは悪いほうだと思う。

しかしキレのあるシンカーのようなボールが良い。

150キロの剛速球で空振を取るタイプではなく、シンカーでゴロを打たせるタイプだと思う。



越智・山口の疲労が怖い

山口213試合、越智193試合

これは彼らのここ3年間の登板数だ。

かなりの「酷使」であると言うことが分かると思う。

これがジャイアンツで心配なところだ。

今年のジャイアンツは「投壊」と言われた、しかし実際のところチーム防御率はさほど悪くないのだ、ただ先発がひどかった、

交流戦終了ぐらいまでは中々良かったものの、終了後徐々に崩れ7月には先発勝利がわずか2。

前述の越智大祐、山口鉄也に加え79試合当番の久保祐也を含めリリーフで勝ってきたことは明らかだ。

先発、またはこの2人の負担を軽減させるぐらいの力を持った、MICHEALあたりが活躍しないと厳しいだろう。

しかしそこが安定すれば、山口・越智・久保がシーズン終了まで持つような投手陣を構成できたら、ジャイアンツのV奪回は自然と見えてくるだろう。




スタメン・野手分析

坂本のバックアップ要因が欲しい

捕手:阿部慎之介、鶴岡一成

一塁:小笠原道大 二塁:脇谷亮太、古城茂幸 三塁:亀井義行、ライアル 遊撃:坂本勇人

左翼:アレックス・ラミレス 中堅:松本哲也 右翼:長野久義、高橋由伸



人目見て「強力な打線」と言える野手陣だ。

言える選手が何人いるだろう、一般人でも坂本勇人・ラミレス・小笠原道大、スポーツニュースを見るぐらいの人でもそれに加え阿部慎之介、高橋由伸に入団で何かと問題になった長野久義などは知ってるのではないだろうか。

巨人打線は名前だけでなく、実力も相応のものだ。

3割超えは小笠原・ラミレス、30HR超えは小笠原・ラミレス・阿部・坂本と4人。

HRの出やすい東京ドームを最大限活かした野球をしているといえる。

それに加え競争区を二塁と三塁と残しているところもいい。

強いチームは選手が揃っているためどうしても若手が息詰まってしまう、それを防ぐために1つや2つポジションを空けておくのは効果的だ。

例えば黄金期の西武ライオンズも捕手伊東勤、一塁清原和博、二塁辻発彦、三塁石毛宏典、遊撃田辺徳雄、中堅秋山幸二、右翼平野謙と実に7つのポジションに絶対的なスタメンがいたが左翼と指名打者は空いていた。

その2つを空けておき控え選手を腐らせず、控えのレベルアップを測った。

さて話を戻す、今ジャイアンツに一番必要なのはショート坂本のバックアップだろう。

スタメン・野手分析のポジションに一人しか名前を書いていないところにも、例えば小笠原の代わりだったら右翼にいる高橋由伸もできるし、三塁の亀井義行もできる。

左翼や中堅も長野や鈴木尚広、矢野謙次に工藤陸人、谷佳知などいる。

しかしショートには古城茂幸ぐらいしかない、それも本職はセカンドで、だ。

これには坂本勇人の頑丈さも原因の一つだと思う。

小笠原やラミレスなどは後半のリード時に守備の面で交代させられるが、坂本はフルイニング出場をできる。

そのためショートを経験しにくいのだ。

大きな怪我をしたときなどのために、なるべく早く用意しておきたいところだ。



小笠原、ラミレスの後釜は早急に

小笠原37歳、ラミレス36歳

2人は徐々に高齢になり始めている、これも巨人の心配な点だ。

この2人はどちらも昨シーズン3割30本越えを達成している。

しかしそろそろ後釜を用意せねばいけない時期になってきた。

しかもこの2人は単なる「ファースト」「レフト」ではなく「3番」「4番」である。

引退後坂本、阿部が3.4番を勤めるにしても、出来れば打撃がいい選手を後釜に据えたいところであろう。

大田泰示、田中大二郎などが候補だが中々小笠原とラミレスの穴を埋めるのは厳しいだろう。

幸いなところは、この2ポジションは外国人選手で埋めやすいところだ。

出来れば生え抜きで埋めてほしいところではあるが。




生え抜き主体の体制のままで

1990年代後半から2000年代前半、巨人は「FAで乱獲」というイメージだった。

FAを行使した他球団の4番打者やエースをポジションが被ることも構わず獲得、これが他球団ファンの反感を買ったのだ。

巨人ファンの方には申し訳ないが、自分もFA補強を批判していた、いくらなんでもやりすぎだろ、と。

しかし今は違う、坂本や松本哲也、山口鉄也などを育て確実に「育成のチーム」へと変化しつつある。

これでいいのだ。

80年代、野球人気が絶頂期だった頃は巨人は生え抜き主体だった。

江川卓、西本聖、山倉和博、中畑清、篠塚利夫、原辰徳、松本匡史、吉村禎章・・・etc

思えば野球人気が低下してきたのも娯楽の多様化とともに巨人がFAに頼るようになってからなような気がする。

生え抜き主体で強い巨人が復活すれば野球人気はまた徐々に戻ってくるのではないか、そう信じている。




タイガースこの選手に注意

基本打ち合いなため投手では特にいないが、4試合で2敗、2.11と抑えられている東野には注意。

やはり注目は野手だ。

7HRを浴びている阿部、被打率.361の高橋由、.423で4HRの長野と野手に注意する選手は沢山いる。

飛ばないボールになってどうなるかも面白いところだ。

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  • 投稿者:雷神
  • 投稿日:2011年 2月27日(日)00時31分22秒
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奇跡の下克上で日本一

11月7日、10回裏中日ドラゴンズの代打藤井淳志がゴロを転がした。

打球はポスティングシステムでメジャー移籍を決めたショート西岡剛のもとへ、ゆっくりと、慎重に捕球し一塁へ送球した。

一塁手の塀内久雄が捕球、この瞬間史上初の3位からの日本一が達成された。

今年のロッテはいつも土壇場から勝ってきた。

公式戦最終2試合、この2試合勝たなければいけないというところできっちりと連勝しCS出場。

更にCS第2ラウンドでも相手敵地という圧倒的不利な中で3連勝しなければならないというところまで追い込まれ、3連勝した。

「土壇場のロッテ」今シーズンはリーグ優勝後の日本一、完全制覇を目指す。




ピッチングスタッフ分析

小林宏の穴をどう埋めるか

先発:成瀬善久、ビル・マーフィー、渡辺俊介、吉見祐治、唐川侑己、ヘイデン・ペン、大嶺祐太

中継:内竜也、小野晋吾、古谷拓哉、薮田安彦、伊藤義弘、秋親、上野大樹、荻野忠寛

抑え:ボブ・マクローリー



中々層が薄い感じがある。

先発で計算できるのは成瀬善久、マーフィーに渡辺俊介ぐらいで吉見祐治は例外だが大嶺祐太らは1年まだ通して活躍したことがない。

リリーフでも小林宏の穴はマクローリーが埋めるはずだったがもう1人の抑え候補の内竜也とともに故障、今年のロッテは開幕ダッシュは難しそうだ。

そこで期待されるのが荻野忠寛だ。

2008年は30セーブを記録、入団から3年連続50試合以上を記録した右腕、昨シーズンは不調で1試合も投げられなかった。

速球派ではなく制球力と変化球で抑えていく、大崩はせず安定した成績を残せるタイプだが昨シーズンは不調に苦しんだ。

今年こそは、という意気込みが本人にもあるだろう、事実荻野が復活すればリリーフ陣はずいぶんと厚くなる。

後は古谷拓哉にも期待がかかるだろう。

2005年オフにドラフトで指名され以後4年ほとんど芽が出なかったが昨シーズン発芽、一気に花を咲かせる寸前までいった。

リリーフに必要な奪三振能力は十分あるのだが与四死球が多い、WHIPが1.40というのは課題中の課題だ。

ここを克服すれば中継ぎ左腕で一本立ちするだろう。



唐川・ペンらが4番手・5番手に続くか

前述だがロッテは先発層も薄くなっている。

成瀬・マーフィー・渡辺らに続く投手がいない。

そこで期待されるのが今年4年目の唐川、昨年後半に入団のペンだ。

まず唐川、一昨年規定到達にわずか2アウト少なかったもののシーズン通して投げ、昨シーズンは2度の怪我をしたものの貯金をマークした。

この唐川はゆったりとしたモーションから投げるのだが昨シーズン、ようやくそのモーション、いわゆるクイックが出きるようになった。

そして制球も安定した、それだけに2度の怪我はもったいなかった。

タイプは違うが実力は同期入団の由規と同レベルにあるだろう、やはり一番怖いのは怪我、怪我には気をつけたいところだ。

ペンは外国人選手獲得期限のギリギリにロッテに入団した。

わずか1勝に終わったものの8試合に投げて防御率は3,69と飛ぶボールの昨シーズンでは投球回数が少ないとはいえ中々の好成績を残した。

悪いときは2回あたりで早々とKOされるが基本は5,6回を2失点ぐらいにまとめるという4番手あたりにいるとうれしいタイプ。

もう1人期待したいのは大嶺祐太だ。

150キロ超の速球が武器の若き右腕、しかし伸び悩んでいる。

原因はおそらく精神的弱さと制球力だろう。

大嶺は与四死球が多いように思われるが実は物凄い悪いわけではない

問題は制球が甘くなり痛打されることだろう。

ほとんどの年で投球回数=被安打、投球回数>被安打になってしまう。

速球派というのはブレがあるがはまれば強い。

ダルビッシュ有や田中将大、藤川球児などもまずは直球でその後に変化球がついてくる。

まずは直球をとことん磨いてほしい。




野手・スタメン分析

荻野貴司に期待は禁物

捕手:里崎智也、的場直樹

一塁:福浦和也 二塁:井口資仁 三塁:今江敏晃 遊撃:細谷圭、高口隆行、荻野貴司

左翼:大松尚逸、清田育宏 中堅:岡田幸文、伊志嶺翔大 右翼:サブロー

指名:金秦均



2010年春、一人のルーキーが野球界を激震に震わせていた。

そのルーキーの名は荻野貴司、わずか46試合、開幕2ヶ月で25盗塁を荒稼ぎ。

打率も.326と残しスーパールーキーといわれた。

しかし悲劇は突然起こった。

交流戦の対横浜ベイスターズ戦、盗塁をしたさいのスライディングで骨折。

思いもしない、重症だった。

リハビリにリハビリをかけるも公式戦はそれが最後、ついにはプレーオフにも出場できなかった。

今年のロッテで気になるのは遊撃手だ。

絶対的遊撃手の西岡がメジャーへポスティングで移籍、ポッカリと空いた形となった。

その穴を埋めるため、荻野が遊撃手にコンバートするという。

自分はこれには反対だ。

遊撃手というのは野球で1.2を争う難しいポジションだ。

実際、遊撃手から他のポジションに転向と言うのは、例えば福留孝介や新庄剛志などたくさんいるも、他のポジションから遊撃手になったという選手はかなり少ない、自分の記憶によれば活躍した選手はいない。

完治したと決まったわけではないのに遊撃手に転向をさせるのは反対だ。

まずは外野手に戻し、それで大活躍したら遊撃手にしてみるのは一つの手だと思うが。

しかし荻野以外が中々いない。

細谷圭は2軍で非凡な打撃センスを見せ始めているが、守備がまだまだ甘い。

日ハムからトレード移籍の高口隆行も守備はそこそこだが打撃が非力、西岡レベルにはお世辞にも届いているとはいえない。

2011年シーズン、ロッテは誰がショートのレギュラーになるのか、注目だ。



豊富な外野陣

ロッテは外野が豊富だ。

ここに挙げた5人以外にも「強肩」南竜介や竹原直隆など豊富である。

今年もドラフト1位でドラフト候補NO.1外野手伊志嶺翔大を指名した。

この伊志嶺は活躍すると思う。

長打力こそあまり無いが守備は上手い、足は速く俊足、打撃は持ち前のバットコントロールで安打を稼ぐ。

他にも日本シリーズ第7戦で大金星を挙げた岡田幸文。

失礼ながらどちらかといえば非力なタイプの打者だと思っていたので、60球投げて疲れていたとはいえ浅尾拓也の球を広いナゴヤドームのセンター最奥に運んだことは以外だった。

即婚で奥さんのほうが年収が多かったという、まさにこれも「下克上」だろう。

更にルーキー清田育宏、シーズン後半徐々にだが当確を現し、CS第2ラウンドでホームラン、日本シリーズでも初戦で長嶋茂雄以来のホームランを放つなど6打点と大活躍。

日本シリーズ優秀選手賞を獲得した。

この岡田、清田、伊志嶺に加え中堅大松尚逸にベテランサブローなども加わっているロッテの外野陣。

今年のロッテの外野手争いからは目が離せない。




主力を他球団に放出

2009年オフ、ロッテは投手陣の柱、清水直行を横浜にトレードした。

更にその前も久保康友を阪神に放出したり、2008年に大活躍した川崎雄介を同じく阪神になんと金銭トレードで放出した。

これには「?」マークが浮かんだ。

清水は生え抜きで投手陣の柱である、いくらなんでもトレードで放出するのはおかしい。

昔からロッテは例えば主砲落合博満を「年俸を抑えきれないから」という理由で中日にトレードで放出したこともあった。

外様ならまだしも生え抜き主力である。

生え抜きの主力選手なら、生え抜きのエースと4番ぐらいは、年俸が上がったとしてもどんなことをしても引き止めてほしいものだ。

生え抜き、特にエースや4番打者というものは重みが違うのだから。




タイガース、この選手に注意

投手では成瀬・唐川らが制球力があって厄介、また吉見の打撃力にも注意したい。

ロッテ打線は流れに乗ると打ちまくる。

それだけに足がある荻野貴司などは絶対に出塁させたくないところだ。
ランナーをためてチャンスに強い井口資仁、今江敏晃などは注意したい。


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